つみたてNISAの回で、ご紹介したeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)。どんなファンドなんか詳しく調べてみたいと思います。
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三菱UFJ国際投信が販売している投資信託。インデックス型のファミリーファンドです。ファミリーファンドとは、私たちが購入できるファンドがベビーファンドでそのベビーファンドで集めたお金をまとめて運用しているのがマザーファンドです。マザーファンドがまとめて銘柄を選ぶことで、売買コストが抑えられるので手数料が安くなるメリットがあります。
ファミリーファンドなので、eMAXIS Slimには様々な種類があり、自分の好きなファンドが選べるのでも特徴です。
国内・先進国・新興国の株式と債券とリートを12.5%ずつ投資しているので、分散投資がしたい投資家に人気があります。
2018年4月27日の運用実績を見てみると、基準価格10,549円純資産総額109.3億円と運用実績はまずまず好調です。2017年5月9日より運用が開始されています。
信託報酬が0.17172%。販売手数料、解約手数料はかかりません。
為替ヘッジなしなので、為替変動リスクがあります。円安になれば収益が増える仕組みです。
2018 年 4月27日現在の内訳についてです。
国内株式は、トヨタ自動車、三菱UFJフィナンシャルグループ、ソフトバンク、NTT、ソニーが投資比率上位5つの企業です。
外国株式は、アメリカが62.1%、イギリス6.9%、フランス45、ドイツ3.8%、カナダ3.5%となっています。アメリカの株式に6割投資しているようです。(アップル社、マイクロソフト社、アマゾン社が上位)
新興国株式は、香港21.3%、韓国14.8%、アメリカ11%、台湾10.7%、インド8.2%です。内訳はテンセント、サムスン、アリババ、TSMC、ナスパーズが投資比率上位5つの企業です。
日本債券は、国債82.3%、特殊債券7.0%、地方債5.6%、社債券4.2%となっています。
外国国債は、アメリカ41.8%、フランス10.4%、イタリア10.0%、ドイツ7.1%、イギリス7.0%が投資先比率上位です。
新興国国債は、ブラジル9.8%、メキシコ9.6%、インドネシア 8.9%、ポーランド 8.7%、南アフリカ8.3%です。
国内リートは投資証券が98%。
先進国リートは、アメリカ 68.3%、オーストラリア、7.9%イギリス 6.2%、フランス4.7%、シンガポール3.4%です。
eMAXIS Slimを取り扱っている金融機関はいくつかあります。
・松井証券
・楽天証券
他にも金融機関が存在します。口座開設キャンペーンが行われたりしますので、お得な証券会社を選びたいですね。
eMAXIS Slimは種類があるので、自分に合ったファンドを選んでみるといいですね。私は、分散投資されているファンドを選びたかったので、このファンドをピックアップしてみました。まだ運用期間が浅いので今後がどうなるか分かりませんが、現段階ではまずまずの運用実績だと感じました。
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